共役リノール酸(CLA)と筋肉増加

共役リノール酸(CLA)と筋肉増加

共役リノール酸(CLA)と筋肉増加

共役リノール酸(CLA)と筋肉増加

共役リノール酸(CLA)は、筋肉増加の効果があるとされています。

 

 

基本的に、筋肉の材料になるのはタンパク質です。

 

 

しかし、共役リノール酸(CLA)脂質。

 

 

ご存じの通り、脂質は直接的な筋肉の栄養にはなりません。

 

 

では、なぜ脂質である共役リノール酸(CLA)に、筋肉の増加の効果があるのでしょうか。

 

 

共役リノール酸(CLA)の効果・効能のひとつに、
筋肉の増加に重要な、インスリンの感受性を高める働きがあります。

 

 

インスリン感受性とは、インスリンが肝臓や筋肉、
脂肪細胞などで、正常に作用するかどうかの度合いです。

 

 

インスリン感受性が高まると、
まず肝臓へブドウ糖を取り込んでから、次に運ばれるのが筋肉となります。

 

 

健康な人ならば、全身で利用するブドウ糖の約70%を筋肉が取り込みます。

 

 

つまり、インスリンによって糖が運ばれる最大の器官は、筋肉なのです。

 

 

通常、インスリン感受性を高める方法として有効なのが、
運動をすることで、中でも筋肉トレーニングが効果的です。

 

 

筋肉が増えれば、受け入れる受容体が増加するため、
筋肉トレーニングは、インスリンの感受性を高めることができます。

 

 

共役リノール酸(CLA)は、摂取するだけで
インスリンの感受性を高めることができるので、筋肉の増加ができるのです。

 

 

共役リノール酸(CLA)とインスリン

共役リノール酸(CLA)は、インスリンの感受性を高めることができるとされています。

 

 

このインスリンの感受性を高まることで、体内でのアナボリック作用が高まります。

 

 

インスリンは、しばしば体内で一番強力なアナボリックホルモンといわれます。

 

 

インスリンがアナボリックホルモンだといわれる理由は二つあります。

 

 

一つは、摂取した炭水化物は、インスリンによって肝臓や筋肉に運ばれ、
筋肉グリコーゲンとして、効率的に筋肉中に蓄えることができます

 

 

筋肉中の筋肉グリコーゲンのレベルが十分であれば、
ハードなトレーニングをしても、筋肉を犠牲にすることなく動くことができます。

 

 

逆に、筋肉グリコーゲンのレベルが極端に低い場合、
体は筋肉自体を分解してエネルギー源として使い始めるのです。

 

 

アナボリックホルモンだといわれる理由の2つめは、アミノ酸を筋肉へ運ぶことです。

 

 

アミノ酸は、筋肉の合成のために必要で、タンパク質を多く含む食品から得られます。

 

 

インスリンは、筋肉へのアミノ酸の取り込みを促進するために必要不可欠なのです。

 

 

そのため、インスリンの分泌が少ないと筋肉は発達しませんし、回復も進みません。

 

 

つまり、アナボリックホルモンであるインスリンによって、
炭水化物を筋肉内に貯蔵したり、筋肉の合成を高めることができるのです。

 

 

共役リノール酸(CLA)とアンチカタボリック

共役リノール酸(CLA)は、貯蔵された脂肪をエネルギーとして利用しやすくするため、
低血糖状態や運動中に筋肉が分解されることを抑える働きがあります。

 

 

ようするに、筋肉の減少や分解を防ぐ、アンチカタボリック作用が期待できるということです。

 

 

ちなみに、カタボリックとは、筋肉が分解されてしまうことをいいます。

 

 

共役リノール酸(CLA)は、筋肉細胞に栄養分を送り込んで、
筋肉の成長を促し、さらには筋肉の減少を防ぐので、カタボリックを防ぎ、
筋肉を増加する効果が極めて高いと言えます。

 

 

そのため、共役リノール酸(CLA)は筋肉増加させたい人に注目の成分で、
実際にアスリートやボディビルダーなどの間では常識の成分なのです。

 

 

また、筋肉を増加させることは、
ダイエット後のリバウンドを防ぐためにも、非常に重要となってきます。

 

 

食事制限のみをするダイエットでは、必ずと言っていいほど、筋肉の分解や減少が起こります。

 

 

筋肉が分解されると、筋肉が減って基礎代謝量も落ちます。

 

 

すると、太りやすい体質になってしまいます。

 

 

そのため、筋肉の分解を抑え、筋肉増加の効果がある
共役リノール酸(CLA)の摂取は、ダイエット後のリバウンド防止にも効果的というわけです。

 

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